日本一硬いお菓子 「あかだ」「くつわ」 手作りの店 総本家 あかだ屋清七 津島神社前

文化
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津島神社のご利益を賜る縁起菓子

Good Luck Sweets of Tsushima Shrine

津島神社のご利益を賜る縁起菓子

「あかだ」「くつわ」は、悪疫退散・開運招福で知られる、津島神社御用達のお菓子です。津島神社への参拝者は、疫病除けや無病息災のご利益を願って、「あかだ」「くつわ」を買い求めます。

津島神社東鳥居のすぐ目の前には、今でも「あかだ」「くつわ」を製造販売する店舗が並んでいます。その中で、あかだ屋清七は唯一、変わらない手づくりの製法にこだわり続けています。

津島神社とあかだ

「あかだ」は、平安時代に弘法大師が悪疫退散祈願として津島神社に供えたことに由来し、参拝者が疫病除けのいわば薬のようなご利益を願って買い求めたのがはじまりと言われています。元来は、津島天王社の春・秋縣祭(あがたさい)の御饌米の御下りを頂戴して作られ、神様にお供えしたものをいただくことで、ご利益を賜っていました。

津島神社とあかだ

津島神社とあかだ

津島神社とあかだ

津島神社とくつわ

津島神社の無病息災を願う神事「茅の輪くぐり」の茅の輪を形取ったもので、馬の「くつわ」に似ているところからこの名がついたといわれています。茅の輪を8の字を描くようにくぐると、一年間無病息災で過ごせると伝えられている茅の輪を模した「くつわ」は、幸せを呼ぶ縁起菓子として親しまれてきました。

津島神社とくつわ

津島神社とくつわ

津島神社とくつわ

津島天王祭

津島天王祭

津島神社は、京都の八坂神社と並び、夏の疫病退散を祈る神社として知られています。津島天王祭は、600年もの歴史があり、時の名将たちにも愛された祭りです。

日本三大川祭りのひとつでもあり、天王祭の車楽舟(だんじりぶね)行事は、昭和55年に国の無形文化財に指定され、ユネスコの無形文化遺産にも登録されました。

「宵まつり」では、360個以上もの提灯にろうそくが灯された船が天王川を渡ります。その様子は川面に映し出され、ろうそくの明かりがゆらゆらと煌めき、非情に幻想的な光景です。

総本家 あかだ屋清七

店舗情報

〒496-0852
愛知県津島市祢宜町1番地
フリーダイヤル 0120-418-928 (ヨイワクツワ)
TEL 0567-26-2754
営業時間 9:00~18:00
定休日 水曜日